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鶏に 直射日光オンリーは 良くないとされています。 木陰、木漏れ日 の明るさがよく、 ストレスを与えません。 日当たりのいい場所でも、どこかに物陰(日陰)になるところがあって、 鶏自身が自由にすぐ行き来できるようになっていればよい。 とのことです。 基本的に外敵から身を守るために木陰に隠れる習性もあるわけですから、精神的にも安定するのでしょう。
逆に暗がりですが、 鶏はいわゆる鳥目ですので、暗がりにおいては 目が見えません。 24時間「夜」というわけにはいかないでしょうね。 日中の時間帯はライトをつけることになるのでしょうか。
通気性、1日に何回かの換気、臭いがこもる、等のことを クリアしないといけないでしょう。 相手は生き物ですから、快適に近い環境を与えることは必要です。
それから温度。快適なのは10〜30度でしょうね。 夏場、熱がこもり、異常に室温が上がるのでなければ大丈夫でしょう。(鶏は 暑いと くちばしを開け、ハアッハアッハアッと息を切らします。)
密閉飼いには 伝染病を運んでくる野鳥をはじめとする他動物との接触を避けることができるという利点があります。
が、
自然環境から遠ざかることによる、免疫力の低下が 可能性としてはあります。
人間でも、 自然から遠ざかり、あまりに人工的な環境に身を置き、季節感も味わえない生活をしていると、(例えば旬の食物を食べず サプリメントに依存した食生活など)、 免疫力が低下して、風邪をひきやすくなったり 癌になりやすくなるといわれています。
長所も短所も知った上で、飼い方を選択し、 鶏と楽しく親しむことができれば、 いいことだと 思います。 |