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恐らく他の掲示板で名前を拝見したみきかさんだと思うのですが。
まず、雄鶏の早朝雄叫びについては、Webの検索や、この質問掲示板の 過去の話題で幾度と無く繰り返されていることですので、 きっと沢山の方法が見付かると思います。低い天井・暗い箱などなど。 でも決定的に有効なのは雄鶏を飼わないこと・・これでは本末転倒ですね(笑)。 現在、どのような種類の鶏を飼育されているのか判りませんが、 低声で無く鶏種であれば、今よりも状況は改善されることと思います。 もし、小屋飼い・夜間は小屋に収納等の状況であれば、天井を低くすることは比較的簡単。 私の友人は収納小屋面積に近い木枠を作り、中にネットを張っています。 天井から滑車を介し吊るし、就寝時には雄鶏が伸び上がれない高さまで、 この木枠を降ろしています。朝になれば再び木枠をロープで引き上げます。 複数羽の雄鶏を飼育しているのなら費用も余りかからず、 有効・かつ簡単な方法と思われます。
それよりも興味深いのは障害者の癒しと職業訓練の為という部分であり、 レスした次第です。 私の関係する精神障害者通所授産施設においても、家畜・家禽の中では 比較的簡単に飼える鶏を用い、職業訓練と癒しを実施しようとしたことがあります。 まず、癒しについては、明確な成果が出ませんでした。 アニマルセラピー的に目で触感での癒し効果を期待したのですが、 最大の効果を生むであろう触感を楽しむことは他の動物(犬・猫等) に比べ圧倒的に不得手であり、無理に追いかけようとするため、 鶏達がパニックを起こす始末。 職業訓練的な意味もあったのですが、底値とも言える鶏卵と鶏肉の 価格のため、学校給食残飯や農家の協力があっても、 卵鶏1羽あたりの年間収入は必要経費を差し引けば2千〜4千円程度となってしまいます。 10羽で2万〜4万。100羽でやっとその10倍。 小規模飼育では労力の割りに低収入であり、 障害者年金を受給しているにしても職業として勧められるものではなく、 最大時で250羽を牛小屋を無償で借り受け飼育したのですが、断念した経緯があります。 収入や癒しを勘案しなくとも、「鶏が好き」というメンバーが数名いるため、 現在ではペットとしてニワトリたちは飼われ続け、 産まれた卵は昼食の食材になったり近所へ領布されています。
興味本位で申し訳ございませんが、後学の糧としたいため、 可能であれば効果の有無、収支、障害の種別、対象者の数、 施設の種別、鶏種、飼育規模、環境などをお教え頂ければ幸いです。 |