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勝負師が雄雌を持ってきて、雛を取る。小学生のときにやってましたね〜懐かしいです。父親の飼っていた、チャボに抱かせて、親父に検卵の仕方も習いました。で・できた雛を持ってきたおじさんに渡して小遣いをもらった覚えもあります。 今の勝負師が持ってくる鶏は、下鶏ですからね〜で・「この鶏打てる鶏を作ってくれ〜」って。だから、この下鶏を研究して、上を作っていかないといけなくなります。研究するには、相手が必要ですから、自分の鶏もある程度様々なものを用意しておく必要があります、大きいもの、小さいもの、前鶏や追いを打つもの。ですから、もちろん自分の鶏だと言える鶏がほとんどですね。自分の鶏で足らない時は近所のじいさん達の鶏の力も借ります、なので近所のじいさん達との交流もしておかないといけなくなります。で、気が済むまで研究して、掛け合わせを考えて鶏を作るわけです。ですから、私は鶏の勝ち方にこだわる事になるのかもしれないです。単に勝つのではなく、納得のいく勝ち方、あるいは納得できる負け方。 研究するには、他の鶏も見る必要がありますから、台場で喧嘩もみますし、「いい鶏いないか?」と言われれば、自分の鶏も持ち込みます。だから、当然自分の鶏が上げた勝ちです。 近所のじいさん達が「パンク(足を腫れさせて)してしまったので何とか雛だけでも取ってくれ〜」と鶏を持ち込む事もありますから、ほぼ一年中どの鶏かは卵を産む状態にしています。まっ食用卵って事もありますけど。
こんな感じで雛を作れば、500羽も雛を作り選別していかなくても済みますよ。良いツガイを持ってきてくれて、「この雛とってくれ、メスはやるから〜」なんて言う方だけならホントに楽なんですけどね〜 |