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正しい言葉を使うことが、正しく伝えることの第一歩と考えます。 専門用語などの難しい言葉でも、正しい言葉であれば、何を意味しているか、検索することが可能です。 個人が勝手に作った言葉は、多くの方にとっては意味不明、曖昧になりがちです。
Aの件。 小国鶏と呼ぶには(主要な遺伝子)は、標準に従い、単冠pp/rr、黄脚ww/IdId(Id-)、長尾型、赤耳朶(ポリジーン)、地鶏型の体型、中型鶏(雄2kg)などの条件を満たし、画像の白藤種の羽色の場合では、e+/e+、S/S(-)、肩白色にすれば良いでしょう。 他の品種から作成しても、標準を満たす鶏になれば、小国鶏になります。 「品種(固定品種)」は「他と区別できる共通の遺伝的特性を持った個体群」であり、「他と区別できる共通の遺伝的特性を持った個体群」は「品種(固定品種)」・・・とはそういう意味です。
具体的には、シルバーフェニックス×岐阜地鶏から、選抜淘汰を繰り返し作ることは可能と思います。親の選定は、改良ポイントが少ない方が近道です。 フェニックスからみると、WW/idid(id-)→ww/IdId(Id-)、白耳朶→赤耳朶に改良し、基礎となる鶏ができれば、小国鶏の細かな標準に注意して、@の繰り返しにより、不要因子は除きながら仕上げればよいでしょう。白耳朶→赤耳朶が厄介と思われます。
ただし、上記方法では、Aに記載された「小国の血は全く入っていない外国の鶏」の条件は満たしていません。 なぜなら、フェニックスは、小国鶏も含む日本鶏を元に、海外で改良を加えられた品種であり、岐阜地鶏は日本鶏の一つだからです。 長尾型遺伝子を持つ「小国の血は全く入っていない外国の鶏」は、私はスマトラしか知りません。
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