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NO.9363   アローカナ  Xylophone  2007/12/13
はじめまして。知人のイギリス人からの依頼で、アローカナについての情報交換団体を探しています。日本にはそういった団体が存在するのでしょうか?彼はヨーロッパ、カナダ、南アメリカ、オーストラリアの団体と情報交換をしているのですが、日本ともネットワークを作りたいようです。こちらの掲示板に投稿するのが適切でなければ申し訳ありません。どちらに問い合わせをしたものか、困り果ててしまい、投稿させていただきました。もしどなたかご存知のようでしたら、是非教えてください。どうぞよろしくお願いします。


NO.9372   Re: アローカナ  テン&シマ  2007/12/14
鶏飼育、特にアローカナの飼育経験が長い方から書き込みされるのを期待してたのですが、誰も書き込みされない様なので・・・私は昨年春からの飼育です。

日本には外国のように『アローカナネットワーク』みたいなものは存在しておりません。(個人交流なら有るかもしれませんが)
また、日本にはアローカナ本来の姿と言われる“上向きにカールした頬羽根と無尾”タイプのものは飼われて居ないみたいです。
(もっとも、どこかで密かに飼われているやも知れませんがね・・・?)
主に日本国内で『原種』と呼ばれているものは(独)家畜改良センター岡崎牧場などで配布された物です。大した頬羽根でもなければ無尾でもありません。
ただし中には時折、それなりの頬羽根を持つものは出ているようですが・・・。

国や県が『原種』と呼んでいるものは以前、いくつかの県でも配布をやっていた様ですが、産卵性が悪い為に次々と飼育及び配布を止めてしまいました。
今ではその岡崎牧場も“空前のともし火”と言うか、『原種』の飼育をいつ中止してもおかしくない状態まで来ている様です。

もっぱら国内で飼われているアローカナのほとんどは産卵性を上げる為、白色レグホーンなどを掛け合わせた『交配種』が主流です。
私の思うに、多分そう言った経緯、現状があって外国のようなネットワークが存在しないのではないでしょうか?

NO.9376   Re: アローカナ  Xylophone  2007/12/15
テン&シマ様

情報をどうもありがとうございました。素人ながらもいくつかの掲示板などを拝見し、全ての家畜試験場が原種から手を引くことに決定という文章を読んだところです。私の友人曰く、アローカナの最大のトレーダーは日本だ、という話との乖離に少々驚いております。

テン&シマ様からのご説明をもとに話をしてみようと思いますしてみようと思います。大変助かりました。どうもありがとうございました。

NO.9377   Re: アローカナ  テン&シマ  2007/12/15
念のため、昨年の11月末に撮った画像を『画像掲示板』の方に紹介しておきます。
国がやってる(独)家畜改良センター岡崎牧場出身です。
ただしこの直後、亡くなったり、養子に出したりで、今は雄1羽、雌5羽(内2羽はこの春生まれ)です。

NO.9379   Re: アローカナ  佐藤瑞雲  2007/12/16
AM様〜お早う御座います?今晩は?ですかね。

メールでお話しましたように我国は鶏と来れば必ず
経済鶏であり文化庁動物課でも食べる鶏と申します良く考えれば極当たり前の事でしょうが、保存すべき鶏は各地で細々と飼育されていますが、統一がされていないのが現状で有ります、

先人たちの食うや食わずして先の戦争中、屋根裏で密かに保存、絶えて日本鶏を現在まで保存して来ていますしかしながら
先進国の保存鶏の考え方とはわが国は基本が大きく違います。

私たち祖先の保存鶏を、家畜試験場が集めて交配を繰り返して
遺伝子を固定し大量飼育に辿り着き、所轄は農家の副業として近隣で飼育させる「税金を集めるシステム?」。

山河に住む生き物も規制はなく、メダカや昆虫も外来種との競う環境になり原種の数が減り黒メダカが希少価値になりました。

アローカナの現状もでであります用は遺伝子だけを引継ぎグリーン卵を主して販売であります「姿色は関係有りません」
「JAで卵を有精卵として販売していますが孵化させるからと確認しましたら、すみません雄はいませんお許し下さいの返事。

純粋、原種を大事にする私達〜〜にわとり愛好家を悩ませるのは国の姿勢が如何に貧弱かを知らしめるいい機会を与えてくれましたAM様に感謝申し上げます、有り難う御座いました。

NO.9388   Re: アローカナ  Xylophone  2007/12/19
テン&シマ様

画像拝見しました。とても美しい鳥ですね!皆さんが惚れ込む気持ちが少し分かった気がします。

佐藤様

メールをはじめ、貴重なお話をお聞かせくださり、どうもありがとうございました。様々な形で自分の国や取り巻く社会を考える機会というのは生まれるものですよね。私も勉強になりました。

お二人とも本当にどうもありがとうございました。

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