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皆さん今日は、鶏鳴新聞よりコピーです。 養鶏産業も多くの課題を抱えているが、直面する最大のものは、原料インフレ・製品デフレの克服である。 世界の穀物価格は、これまでの食料や飼料需要に、燃料などの新しい用途が加わり高騰した。さらに中国やインドなどの、経済発展に伴う需要増も見込まれるため、今後も高値安定で推移するとみられている。 鶏卵・鶏肉の生産コストの6割近くを占める配合飼料価格は、昨年10月以降でトン当たり1万円以上も値上がりした。さらに生産のもととなるヒナや若めす、資材設備や包装資材も中国の鉄鋼需要の増大や円安、原油高などの影響から高騰し、ガソリンの値上がりで流通コストも上昇している。 配合飼料価格が約1万円上昇すると、鶏卵では1キログラム当たり約23円、ブロイラー正肉ベースでは同64円近いコストアップとなる。現在は飼料基金からの補てんがあるため、コストの上昇は約4割程度に緩和されているが、いずれは生産現場で負担せざるを得ない。 穀物輸入先の多元化や飼料米など、原料確保面からの対策を進める一方、養鶏関係の各現場では、生産性の向上などでコストの削減に努めるものの、それだけではすべてを吸収できないため、コスト上昇の大部分は製品価格に転嫁せざるを得ない。 すでに一部では食品そのものを値上げしている中で、相場商品である鶏卵や鶏肉は、供給過剰気味のため、逆に値下がりしている。需要に見合った生産に徹し、需給を改善して適正な価格体系作りに業界が一丸とならなければ、存続が危ぶまれる。 そのためにも、消費者の関心が最も高い安全・安心への対策が重要である。特にこの問題は、法令順守と不可分だ。 牛肉の偽装表示や、卵での動物薬残留などの問題は、言語道断と言わざるを得ない。事件を引き起こした会社だけの問題でなく、風評被害によって業界全体が大きな迷惑を被ることになる。
一般の愛鶏家の段々厳しく成りますね、今までの飼育数を減らす事に成りそうですですね、餌が3割上がれば、3割の飼育数減らせば金銭面同じなると言う事ですね。
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