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種卵の件で騒がれてますが、まず第一は、送り主と受け取り主が破損の承知を取ることが大前提です。この中に運送社は関係ありません。
運送手段で、100%はありません。私も全国の愛鶏家の方々と種卵の交換をしますが、割れることは承知の上です。その代り、破損した分の種卵の料金はいただきません。全て後払いです。これはお互いの信用問題です。全て割れていたといわれればそれまでですが。
孵化率についても、運送上の影響もあるでしょうが、鶏自身の受精率が大きく左右します。交尾しているから受精率100%ではありません。私の経験でも、孵化しなかった経験は数知れません。
割れたことを運送者に正すことは筋違いです。そうまでするのであれば自分で運べば良いわけです。
遠方との種卵の交換は、多くのリスクを伴います。それを承知しないのであれば交換しなければ良いでしょう。思い入れは分かりますが、リスクを考えるべきと考えます。
これから何年鶏を飼育していくのか、保存していくのか、その長い過程の中では、多くの経験を重ねていくべきでしょう。航空便での鶏の輸送でも、死亡していたなどの経験もあります。
このリスクの問題にしても、送り主と受け取り側との間での話になります。
第三者にゆだねる場合は、責めてはいけません。
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