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> 卵が孵る温冷庫は、どこで、売っているのですか、だれか、教えてください ヒローイ様
はじめまして、 温冷庫は、ネットショッピングで「温冷庫」で検索すると沢山見つかり ますよ。(だいたい1万円前後で買えますよ。)
私は北海道に住んでいるため、発送日数とかの関係で雛とか成鳥の入手が 難しく、種卵を購入していつも温冷庫で孵化させています。 使用している温冷庫は、NCW-20W Native(20Lタイプ)だと思います。
今の時期の北海道は、とても寒く夜になると外気温は氷点下になります。 それでも、現在も孵化に挑戦中です、さすがにこの時期になると有精卵 の率も下がり?孵化率も40%前後にまで落ちてきました。 (9月までは70%近くまで孵化させていました...) まだまだ初心者ですが、今までに学んだ孵化に関するポイントを整理して みましたので、よろしければ参考にしてください。
孵化させるポイント: 1.温冷庫は1度単位で温度設定が可能なものを購入します。 これは、絶対条件かと思います。 2.庫内の上と下では温度差があるので卵を置く位置は1段だけにします。 このため、あまり小さな温冷庫だと卵の数が制限されます。 3.卵を入れる深めのコンテナとかタッパを用意します。 孵化したとき、雛が落ちない様にします。 4.卵の温度を一定に保つため保冷材とか小さな水枕等を用意します。 転卵の際にドアを開けたときの急激な温度低下を防止します。 5.コンテナの底に保冷材、次にタオル等を敷き温度測定の用意をします。 卵の上と下の温度を一定に保つためコンテナの上にもタオル等を被せます。 6.湿度を保つため、水を入れたグラス、タッパ等を置く場所も確保します。 湿度計も用意しておいた方が良いです。 7.2個以上の温度計で卵の中心部となる高さの温度を測定します。 卵の孵化に最適な温度(ウズラの場合は37.6度前後)の高さを調べ、 必要な場合は段トレーを外し、本などでコンテナの高さを調整します。 *保冷材が温まるまで半日位かかります、さらに温度測定は外気温差を 考慮して丸1日行うのが良いです。
せっかく孵化させた雛を死なせてしまっては、ショックも大きいものです。 そこで、孵化後のポイントも整理してみました。 よろしければ参考にしてください。
孵化後のポイント: 1.衣装ケースとか中型以上の水槽等を用意して育雛器として使用します。 この時期は結露も多くなりますので結露対策も必要になります。 2.雛を育てるためには温度が大切です、ヒヨコ電球とサーモスタットを 用意して育雛器の中の暖かい場所で最低38度は確保します。 *サーモスタットは35度以上設定可能なものの入手が難しいですが、 35度まで設定可能であれば充分かと思います。 (育雛器内は涼しい場所も必要です、サーモスタットのセンサーを 涼しい場所に設定して暖かい場所の温度を確認します。) 3.エサ入れと水入れを用意して与えます。(野菜も与えます。) 補足: 育雛器の温度は雛の生長に合わせて少しずつ下げて行きます。
悲しい出来事として: 私は、最初の育雛器にサーモスタットを使用しなかったため、気温が 前日より10度近く下がったときに2羽の雛を死なせてしまいました。
以上が、今までに学んだことです。 長くなりましたが、ヒヨコは本当にカワイイですよ。(*^.^*) |