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真冬仕様

NO.10698   真冬仕様  ぢゅん  2010/05/20
今日は、兼用種を分けてきました。

休憩の短い時間で撮影しているので
「隠し撮り」風画像ですが、よろしければ
見てください。

まずは、脚毛が豊かな種類。
名前が付いてるのですが、フランス人の書く筆記体は
読めません。。。
この種類は1/3ほどが脚毛を持っています(多分)
毛の量は個体差があります。

これは普通量の個体です。


Re: 真冬仕様

NO.10699   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/20
脚毛ヒヨコの全身。
横斑プリマスロックのヒヨコに似ています。

名前がわからないので勝手に「脚毛」と読んでます。

Re: 真冬仕様

NO.10700   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/20
続きまして、同じく黒いヒヨコです。
黒いのですが、なんとなくペンギンを連想させるような
種類です。

顔の周り、胸、お腹にかけては白い
お洒落さんです。

画像の個体はやや白がちです。

Re: 真冬仕様

NO.10701   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/20
No.10700の背中からの画像です。

Re: 真冬仕様

NO.10704   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/20
No.10700のお腹側からの画像です。
腹黒い私とは逆で、真っ白です(爆)

Re: 真冬仕様

NO.10705   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/20
No.10700とは別の黒い種類。
黒と黄色が混ざったようなグレーっぽいヒヨコです。
画像ではわかりにくいかと思いますが…。

日本鶏だと「浅黄」に近い色だと思います。

NO.10706   Re: 真冬仕様  ヒロタン  2010/05/22
ぢゅん様
珍しい雛の写真を見せて頂きありがとうございます。

ぢゅん様はこれらの雛の肛門を見て、雌雄の判別をされているのでしょうか?

>フランス人の書く筆記体は
読めません。。。

フランスで仕事をされているのでしょうね。

鑑別の仕事は大量に実用鶏を飼育している所では、大変重要な仕事となると想像します。

NO.10707   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/22
ヒロタンさま 

この日の仕事はフランスの片田舎でした。
ヨーロッパと言えども、国民性の違いにはびっくりしますよ。

最後のヒヨコは翼羽鑑別です。
それ以外は肛門を見て分けてます。

近年では個人の零細養鶏場が減り、法人化された大規模企業となっているので雛の一回当たりの導入羽数も多くなっています。そのため、孵化場の規模も大型になっています。
私の職場では一回の孵化数が20万羽近くになります。

肉用のPS鶏(種鶏)でこの羽数ですのでCM鶏(実用鶏)だと
もっと多いところもあると思います。

この鶏たちが各国へ輸出され、その子供達がその国の
食を支えていると思うと、なかなか感慨深いですよ。
なのに鑑別料金は低いんです(苦笑)


NO.10708   Re: 真冬仕様  ヒロタン  2010/05/23
>私の職場では一回の孵化数が20万羽近くになります。

ぢゅん様
凄い数ですね。
正に雛の生産工場と言ったところですね。

翼羽鑑別は雌雄の選別が早く出来そうですが、肛門を見ての鑑別は専門の能力のある人でないと、早い鑑別は出来ないでしょうね。

鑑別の仕方によって、1羽の選別単価は変ってくるのでしょうか?
数から想像して時間との勝負と思いました。

ぢゅん様は1日にどの位の数を鑑定されるのでしょうか?

NO.10709   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/23
ヒロタン様 
ご指摘のとおり鑑別方法、鶏の世代によって単価は異なります。

私が主に行なっている肛門鑑別はCM鶏1羽4円(実用世代)
PS鶏1羽8円(種鶏世代)

翼羽鑑別は1羽2円!CM鶏のみですね。

仕事量は肛門鑑別ですと1日当たり6000〜8000羽です。
多いときは1万羽近くしますが、さすがにかなり疲れます。
私の場合1時間あたり900〜1000羽ほど鑑別しています。

早い方だと平均1200〜1400羽/時間できますよ。

翼羽鑑別は1日2万〜2万5000羽します。
ヒヨコの色によってやり易さが異なりますが
私は一番易しい種類ですと、1時間当たり4000羽強といった
ところです。

中には1時間で6000羽も出来る方もいます。

早くて、間違いの少ない仕事を求められるのですが
なかなか難しいです。


NO.10710   Re: 真冬仕様  ヒロタン  2010/05/24
ぢゅん様
ご回答ありがとうございます。

>早くて、間違いの少ない仕事を求められるのですが
なかなか難しいです。

そうでしょうね。
だから鑑別能力の高い方はかなりの高給を貰えそうですね。

翼羽鑑別で1羽2円でも1日3万羽以上は出来そうですから、1日6万円以上の日給となりそうですね。

持久力も必要なので、かなり大変な仕事だとは思いますが、引退される迄は、頑張って下さい。
ヨーロッパの様子など今後も、お知らせ頂ければ幸いです。

NO.10712   Re: 真冬仕様  ぢゅん  2010/05/27
ヒロタンさま 

以前10万羽の翼羽鑑別を3人でしたことがあります。
日本よりも単価が安いのですが、それでも400ユーロほどの
日給だったと思います。

普段は長くても6時間ほど(2万5千羽)ですが
兼用種の色柄物で見難かったということもあり
9時間もかかってしまい、非常に疲れました。

翼羽鑑別は6時間が限度だと悟った日でした。

また、仕事場は点在しているため、車での移動がかなり
辛かったです。狭い車の中で長時間過ごさなくてはならず
それが原因で身体を壊したこともありました。

若いうちは多少の無理も大丈夫ですが、年を取ると
取り返しが付かなくなると言われたこともあります。

そろそろバカンスシーズンに入るので、変わったヒヨコは
撮れないかもしれませんが、愛玩用鶏とはまた違った
産業としての鶏を知っていただけたらと思います。

NO.10713   Re: 真冬仕様  ヒロタン  2010/05/28
ぢゅん様
>愛玩用鶏とはまた違った
産業としての鶏を知っていただけたらと思います。

了解しました。

400ユーロの日給はかなりの高給ですね。
1ユーロは現在110円位に値下がりしていますが、以前は150円位だったと思います。

昨日テレビで日本のアニメ産業を支えている漫画家の卵の青年の給料が、月12万円で、1日10時間働いているとの報道がありました。
今の日本は、若者には暮し辛い世界になってきているのかも知れません。

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