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毛色については、メンデルの法則が基本ですね。この場合の優勢劣勢とは、毛色の事です。
例えば採卵実用鶏だと。たくさん産卵する能力があるAと、赤く濃い卵を産むBを交配(二元交配)すると、雑種強勢による体質強化・高産卵・濃い赤卵を得られる配合が研究され、販売されるわけです。三元・四元と研究されて、企業機密ですね。基礎鶏は、門外不出・・。 産卵低く、肉の美味しい比内の雄と、卵肉兼用ロードの雌のF1は、比内地鶏ですね。 兄弟掛けF2で、品質がバラケ、劣勢『遺伝子』も現れますが、体質が劣化するでしょうね。 異系交配によって、ある特長が失われたら、目指す特徴ある親に仔を交配するのが、戻し交配。
採卵・愛玩の場合、体質低下の可能性がある親子・兄弟交配よりは、繁殖の時点で、血縁の遠い交配で、ある程度の体質を与えてあげたいですね。 近親交配の件は、結構デリケートで、他人に口をはさむべきではないかもしれませんが・・。繁殖を行う以上、目的を持って種・台を選び、よい結果を目指しましょう。
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