| |
私もここを離れた者の一人ですが、ここで少数派となってしまった方の肩を持ちますと、以前居た多くの常連で知識を持った方が居なくなったのは、たった一名の方のおかげであるのです。その方が正しいことを述べているのであれば誰も立ち去ることはなかったでしょう。 例えば食卵の件では、食卵の原因は栄養の不足ではありません、なぜなら卵を産まないオスも好んで卵を食べるわけですから。おいしいから食べるのです、正確にはおいしいのではなく栄養があるから食べるのかも知れませんが、私は鶏とは話ができませんのでその辺は永遠の謎です。また食物で食卵を是正する事はたまたまそうなる事はあるかも知れませんが絶対と言う方法はまずないでしょう。それを生の魚のアラで直るなどと。これは下手をすると鶏の体調不良を招く可能性もあります、鶏を飼い始めたばかりの方は真似をしないことです。ではどうすれば良いか、確実なのは産んだ卵を見せない事です。巣箱を作りそこに卵を産ませ中を見えにくくしてやるのが最良の方法でしょう。卵を飽きるまで食べさすとか、擬卵を沢山小屋の中に入れるとか、殻の中にからしや塩を入れておくとか色々な方法が言われますがどれも絶対ではないです。 醗酵飼料の件では、腐葉土を使って醗酵をさせるのを土着菌醗酵と言います。今では多くの自然農法の農家の方に取り入れられている方法です。EMなどの特殊な菌を使う場合はそこの風土によりなかなか菌が定着しないと言う短所があります、これに比べ土着の菌は元々その場所で繁殖しやすい菌ですから、定着しやすいわけです。ただ、鶏に与える場合(私の経験のみによりますが)糞が異常に臭くなる事があります、また息までもが臭くなった事がありました。町中で鶏を飼う方の場合はEM菌をお勧めします、EMでは糞の臭いは軽減する事が多いですので。ただEMは多くの菌の集合ですから、季節や醗酵のやり方などによりどの菌が増殖するかはわかりませんので、必ず臭いの軽減になるとは言えないのかもしれません。ただ残飯の醗酵飼料を作る場合食品に含まれる防腐剤や添加物などの事まで考えれば、醗酵飼料が必ず安全なのかと言えば疑問の残る所ではあります。 たった二点の私なりの考えしか述べる事ができないのに多くの場所を占拠してしまう事をお詫びしますとともに、初心者の方は、かの方の意見が絶対ではない事を頭に置きあくまでそんな方法もあるんだという程度で聞き、自分で研究する事をお勧めいたします。
|