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NO.7284   なかやま様&皆様へ  佐藤瑞雲  2006/09/09
なかやま様の意見ですが

>確かに現代の人間・動物は免疫力が低下しているでしょね。
>若しくは抗生物質の使いすぎによる耐性菌の出現で、
>自分たちの住む世界を余計に狭くしているような気がしす。
>残念ながら無菌状態などというものはそうそう存在しまん。
>菌との上手な付き合い方の勉強を進めたいと思っておりす。

豚のSPFの見学に行きましたが中に入れなく説明だけ
飼育場の立ち入りは全ての着物は脱ぎ頭体全てをシャワー洗浄し白着物で入れるシステム?此処までやり何の価値が有るのか?建物は極普通のトン舎?神経〜疲れました。

先日は上海奥地宏村へそこのブタはまるで家族庭の角地が住まい勿論鶏が数羽〜日本の昔懐かしい原野風景であり家族の生き様は今の日本人は見習うが由の7日間帰国早々マスコミは

若者の事件簿、青少年犯罪の低年齢化は今の現状では止まりません過去に我が子をどのような環境に放り出し?育てたのかが問題でしょう鶏に劣る育て方は今なを〜指導者?誰でしょうか

世界の視点より視るわが国は今後は文化の構築は望めないがアジア国々の視点からは望めそうである他国はです

遅くはない鶏の環境作りは日本人の見本でしょう。


NO.7285   Re: なかやま様&皆様へ  ヒロタン  2006/09/09
にわとりひよこ質問箱では鶏痘について瑞雲さま他皆様の御意見を頂き大変有難うございました。
お陰さまで家畜保険衛生所の方と知り合いになれ大変心強く思いました。
今回私の飼育しているチャボが鶏痘に感染している事が判明したわけですが、菌は常在していると聞きました。
又、1度鶏痘に罹り治った鶏は免疫が出来再び罹ることは無いと聞きました。
少なくとも愛玩用の鶏はワクチン無しでも病気に罹らない丈夫な鶏の作出を目指して飼育したほうが良いのではないでしょうか?
ワクチンが無ければ生きて行けない鶏はいつか滅びるに違いないと思います。

NO.7286   医科学の恩恵と 自然志向の過信  ふみまま  2006/09/10
抗生物質の乱用で、耐性菌が出現、MRSA院内感染など、
免疫力の低下した病人が発症して、有効な治療方法もないまま命を落とす。
あるいは、
衛生環境が向上した結果、暇をもてあました免疫機構が、
有害でもなんでもない物質に、過敏に反応し、
これ、すなわち、アレルギー(アトピー、花粉症)。
問題は多々発生していますが、
それでも私は、人間の叡智の方が、最後には勝つと、思っております。
抗生物質も、その適用症例と 使用期間をきちんと守り、正しく活用することで、
また、将来、より開発した新薬が登場することで、
この問題が乗り越えられることを 期待しています。

医科学の恩恵。
かの恐ろしい天然痘撲滅は、人類の輝かしい功績でしょう。
弱者も含めて、人は皆、病と縁のない暮らしがしたいのです。
自然に返り、鍛えることも大切ですが、極端なことはできない。医科学の発展を祈ってやみません。

私個人としては
例えば、
まだ安全性が確認されていない遺伝子組み換え食品は、反対ですが、
無菌豚は、嗜好としては、賛成です。
私達には、
生まれながらにサナダムシに感染している豚しか
手に入れることができず、
「念入りに加熱」してから豚を食してきた過去(ひとむかし)がありますし。
無菌豚(SPF豚)は 臭みが少なく、やわらかく、おいしいそうですね。

本当のことを申しますと、
何のワクチンも接種せず、抗生物質も投与せず、
そうして育てた うちの鶏の産んだ卵を
時には 人様に お分けしたりして、
万一、食中毒になったりしたら、
どう責任をとろうかと、考えたりしたことがあります。
9月は食中毒の多い月。
(夏バテで身体の抵抗力が落ちている上に、行事が集中し、食中毒の集団発生をまねきやすい。)
家庭で飼育している鶏には、
問題にならないくらい確率がとても小さいのらしいけれど。
自然志向を 過信してはいないか?
無知なのではないか?
常に意識しています。

もっともっと情報を集めて、学ばなくては。
Cocoさんにも勧められましたけど、
今度、ヒナを 畜産総合センター種鶏場から、もらい受けるとき、
職員さんに いろいろと質問してみようと思っています。
(いつヒナが来るんだろう? センターからの連絡が待ち遠しい。)

NO.7287   Re: なかやま様&皆様へ  佐藤瑞雲  2006/09/10
ヤフーで笹村出氏を検索して見て下さい

遺伝子組み換え大豆:子ラット6割死ぬ 胎内、生後に摂取----ロシア科学アカデミー

 ロシア科学アカデミー高次機能・神経行動学研究所のイリーナ・エルマコバ博士が、親ラットに遺伝子組み換え大豆を混ぜた餌を食べさせ、生まれた子ラットにも与える実験をしたところ、生後3週間までに約6割の子ラットが死んだ。遺伝子組み換え大豆の慢性毒性の可能性を示す初めての研究結果といい、6日に大阪市で開く講演会で報告する。
 現在、大豆やトウモロコシなど遺伝子組み換え作物は日本でも大量に使われている。だが内閣府の食品安全委員会が定める安全性評価基準では、動物で安全性を確認する実験の義務はなく、慢性毒性などの実態はほとんど分かっていない。
 イリーナ博士は、遺伝子組み換え大豆の粉末を毎日5-7グラム混ぜた餌を親ラットに交配の2週間前から食べさせ、妊娠中や授乳中も与えた。さらに、生まれた子ラットにも同じ餌で飼育した。
 その結果、生まれた子ラット45匹のうち、生後3週間までに25匹が死んだ(死亡率55.6%)。一方、通常の大豆を混ぜた餌の場合、生まれた子ラット33匹のうち、死んだのは3匹(同9.1%)だけだった。

 ◇遺伝子組み換え作物に詳しい金川貴博・京都学園大教授(環境微生物学)の話
 遺伝子組み換え作物による慢性毒性の調査例は少なく、子どもへの影響について初めて示した点で注目される。ただちに人間に当てはまるものではないが、遺伝子組み換え作物の安全面の研究を国が率先して実施する必要がある。

動物で安全性を確認する(実験の義務はなく)慢性毒性などの実態はほとんど分かっていない
皆様是が日本の現状です全ては後いです企業が先に進み政府が
綱を頼りに国民に着いて来る水俣病やイタイイタイ病がそうです上記は必ず弊害が現れて来ます。

NO.7295   Re: なかやま様&皆様へ 長文ごめんなさい  なかやま  2006/09/13
佐藤さん>
興味深いお話ありがとうございます。
SPFには賛否両論がありますが、とりあえずは「安全な食肉」
と言うことで、完璧な飼育を行えば、悪いものではないでしょう。
問題は無菌状態をどのように作り出すかですね。
抗生剤・殺菌・滅菌・消毒と色々な方法があろうかと思いますが、
無菌状態で産まれた子豚を無菌状態で育てるにあたっては問題は無いでしょうね。
しかしながら、我々アマチュアの飼育家は無菌状態を作り出すことはきわめて難しく、
やはり菌との上手な関わり方を学ぶ必要があるようです。
試行錯誤の段階から口にすることがあったのですが、肉質・風味などは
残念ながら従来のものとは異なります。
現代にマッチした「無味無臭」に近づいているのではないかと懸念します。

ヒロタンさん>
鶏痘は掛かれば高確率で抗体が産生されるため通常は生涯1度きりの発症となります。
確かに鶏痘(鶏痘ビールス)は全世界に常在しています。
でもなぜ、今ヒロタンさんのところで発症したのでしょうか? 
この部分が分かれば次の発症を予防することも可能だと思うのですが。
時としてワクチンが悪者扱いされるようですが、
私はワクチン=生物が不足のまま産まれた抗体を補うもの
と位置づけ、適正なワクチン接種は奨励します。
ふみままさんが天然痘のお話をされていますが、
近年まで、日本でも天然痘の予防接種を行っていました。
全世界ぐるみのワクチン接種により天然痘は姿を消し、
現在はあるところにサンプル菌が生きるのみです。(万一の発症に備えて)
この結果、我々は新たに予防接種を受ける必要がなくなりました。
ビールスを原因とする疾病の全てがこのように撲滅されれば、
その後の世界に生きる生物全ては、現在よりも安全に生活できることでしょう。

ふみままさん>
抗生剤に関する問題はおっしゃるとおりです。
ある東北の獣医師は「人医が金儲けの為に抗生剤を乱発した結果である」
と公の場で発言し、人医vs獣医の大喧嘩になったことがあります。
耐性菌は恥ずかしながら医学を学んだ者が作っているといっても過言ではないでしょう。
しかしながらこれは治療のため。一時、ペニシリン耐性菌に怯えた人医たちは、
セフェム系・ニューキノロン系などの新しい世代の抗生剤を治療の初期段階から使いました。
結果、それぞれの耐性菌を作り出したことは事実です。
しかしながらそれは患者の状況改善を第一に思って行ったこと。正当な医療行為であると信じています。
現在では適材適所でペニシリンが脚光を浴びていますし、
出来るだけ抗生剤を使用しない生命体の自己治癒能力を狙っての対処療法も増えました。
確かに抵抗力の落ちた患者は時としてMRSAに感染し命を落とすことをあります。
感染経路は医療スタッフ経由のこともありますが、
黄色ブドウ球菌もメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)も常存菌のため、
100%防ぐのは困難です。
病院で感染させられたとの声を良く聞きますが、
MRSA症を発症する患者は病院での治療無しではMRSA症に罹患する前に
亡くなってしまうかも知れません。
医療現場では最善の注意で院内感染を防ぐ努力を続けています。
マスコミは針穴ほどの出来事を月のクレーター並みに報道したりもしますが、
それが命を預かる重さなのだと肝に銘じなければなりませんね。
抗生剤使用でもっとも危険なのは、自己判断による途中での中止です。
痛めつけられた菌がもう少しで死滅するのに、抗生剤の血中濃度が下がることにより、
再びその勢力を増してきます。
菌は学習します。復活する際に前回の薬剤が効かないように
性質を変えるものも存在するでしょう。
この繰り返しが耐性菌を作っている一つの要因です。

まだまだ書きたいことはあるのですが、また次回。
長文、申し訳ございませんでした。

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