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ssさんはじめまして 私も初心者で試行錯誤中です。それで良かったら話をします。 孵化後直後から〜羽がだいたい乾き、自分で歩き回るまでの 弱々しい期間。 この未熟な雛を 母鶏のお腹の下と同じような環境におきます。 温度37℃〜40℃湿度65〜75パーセント (母鶏の体温は41℃ お腹の下はぐっしょり高湿度だそうです。) だから孵化前の他の卵達と同じ環境(孵卵器)でいいわけです。 だから基本的に保育器は要らない。 孵卵器に保育器を兼ねさせます。
孵卵器の箱が広ければ、 箱内を網か何かで仕切って、 「卵の部屋」「孵ったばかりの雛の部屋」とすれば良かったんです。 ただ、私の場合、 熱効率を良くしたくってひよこ電球と5つの卵が入りさえすればいいと、小さい発砲スチロール箱を孵卵器として選んだ。 (まずかったと後で反省。) 眠ってる孵ったばかりの雛が、 弱々しいくせに、あんまり寝相が悪く、 狭い中、卵達の中で、どう、ぶつかりまくるかと心配で、 別箱をもうけました。 ところで、 実はあの時 加湿用の熱湯を入れているため、孵卵器の中はいつも高温で、 温度センサーが作動して、 あまりひよこ電球のスイッチは入りませんでした。 (それどころか熱湯を入れ替えた直後は、40℃を超え、 温度センサーの警報が鳴り、 ふたをずらして熱を逃がしてやる必要が、時々ありました。) だからこの間は、 1時間毎に熱湯を替えるだけで、 入れ替え直後はあがりすぎてないか、 1時間後は下がりすぎてないか、 温度をチェックするだけで良く、 1時間タイマーに頼れば良い状態。 手間かかりましたが、 他の卵がいつ替えるかチェックもしなければならなかったし、従って、側を離れることはできませんでしたから、 苦になりませんでした。 つまり、 ひよこ電球と温度センサーなしでも、何とかなると思ったから、 別箱で保育器を設けるに至ったわけでございます。 (今は夏だし) SSさんの孵卵器も狭いのなら私の方法は参考になるでしょう。
保育器5点セット @発泡スチロールの箱(空気穴も開ける) A新聞紙(床に敷く)、 B棒温度計(雛が横たわる高さに玉の部分がくるように、箱に突き刺す。天井部と床部では温度が違うため。38℃付近の目盛り部分は箱の外から見えるようにする。) C熱湯の入った容器(箱内を湯気で満たし保温も兼ねる。高温の湯気が直に雛に当たらないように注意。) D網またはザル(動くようになった雛がお湯の中に飛び込まないようにガード。お湯入り容器にかぶせる。)
注意する点は以下の3つ。 (1)温度 (2)湿度 (3)雛をおぼれさせない。
なお、 羽がほぼ乾きすっかり自分で元気に歩けるようになったら、「保育器」期間は終わりです。
次の「育児箱」期間 (まだ温度管理が必要。歩き回る〜箱を飛び出すことができるまで) については クリスティアさんHPとアニマルドクターのHPから抜粋したものを下に載せます。良かったら参考になさってください。 また、私の「育児箱」については、今度、にわとり画像掲示板に載せるつもりです。 良かったら参考にしてください。
クリスティアさんHPより抜粋 「ひよこの管理。 保温につきましては、発泡スチロールの箱+裸電球、これで大丈夫だと思います。 温度は、こたつのなか位の温度でいいのですが、 何より、ひよこの位置を見て調整してあげて下さい。 下記の1〜3の状況に応じて、まず電球のワット数を10ワット分 増減して、 そしてさらに、箱の上部に窓を作り、その窓の開き具合で、 寒い場合はタオルで被って狭くしたり、暑い場合は全開にしたりして 微調節もしてあげて下さい。 1:ひよこが電球の真下に集まって、弱く泣き続けている→温度が足りない。 2:ひよこは電球の下か周辺で、気持ちよく眠っている→温度は丁度。 3:ひよこは 電球からかなり遠く離れて居る。もしくは 口を開けてハアハアと息をして居る。→温度が高すぎる。 * ひよこが すやすや眠っていられる温度が丁度です。 次に、電球の位置ですが、上から吊るして、ひよこの頭の2センチ上位に セットして下さいね。 もちろん電球は、1日中つけておいて下さい。 電球が消えると寒さで死んでしまいますので、気をつけてあげてね。 特に寒い日は、ストーブを消した後、お部屋が寒くなった頃に 念のために もう一度、ひよこの位置と温度を確認してあげて下さい。 電球のワット数が40ワットを超えると 過熱して危険ですので 最高、30ワットで足りる様にして下さい。 30ワットで温度が足りない場合は、ひとまわり小さい箱にする。 (30ワットで温度が足りる位の大きさの箱に替えてあげて下さい。) 電球は、3月位までは そのまま付けておいてあげてね 次に、ひよこの状態のチェックです。 電球で暖めていると、どうしても箱の中が乾燥してしまいます。 その為、ひよこのおしりの穴周辺に、ふんが付いて、カリカリに乾き、 その上にさらに、ふんが付き、また乾き、 さいごにおしりの穴を塞いでしまう事が起こる事が有ります。 お尻の穴の回りに、ふんが固まっていないか常にチェックしてあげてね。 固まっていたら、脱脂綿に水を含ませ、根気よくふんを柔らかくして、 取ってあげて下さい。(この時、ひよこの体は濡らさない様にね)
また、温度が低すぎる折には、 体温が低くなりすぎ、エサが未消化のままになり、強力な便秘になる事もあります。 この場合もおしりがよごれます。 ひよこが、力一杯いきんでも、ふんがつまって出ず、水分だけしみ出るので まるで下痢の様に、お尻の羽が濡れて居ます。 おしりが汚れている場合、肛門周辺をゆるくさわって見て、ふんが硬く つまっていないか確かめて下さい。 つまっていたら、少しずつほぐして 出してあげて下さい。 上記の2件のような場合、24時間以内に処置しないと ひよこは死んでしまいます。
最後に羽を濡らさないと言う事につきまして。 鶏は、成鶏でも原則的に、羽が濡れて体温が下がると弱ります。 どうしても洗わなくてはいけない折でも、 石鹸や お湯を使っては保温効果がある 羽の油が落ちて鶏の体が冷えます。 特に雛は、生後数日間は自分で体温を調整出来ませんので 保温が最も重要です。命にかかわります。 鶏は体温が40度位ありますので、 人間が雛を手のひらでくるんで暖めてあげるつもりでも 逆に冷やしてしまう事になり 弱っている時等はそうするとさらに弱ります。 ですから鶏にとって(特に雛には)羽が広範囲で濡れる事は、 かなりダメージとなります。 濡れてからドライヤーをかけても、水は蒸発の折りに熱を奪いますからいけません。 お尻の回りがかなり汚れたり フンが固まってしまった時には その部分だけは濡らさなくては、 肛門の皮膚ごとちぎれてしまいますので 少しの範囲は仕方ないのですが、 この様な理由から なるべく必要最低限しか濡らさない事が大事なのです。 」
アニマルドクタ−短足おじさんのHP 「にわとり うさぎ Q&Aネット」より抜粋 「★A1:生まれたばかりのヒナと言っても皆さん方のところへ行くのは 前の日の朝に生まれたものです。 すぐに、エサをあたえなければと考えるでしょうが、 ヒナは「卵の黄身」と言う「べんとう」を持ってきていますので、 そんなにあわてることはありません、 その前にやらなければならない準びがあります。 ヒナを買ってくることが決まったら、先ず入れ場所を準びしましょう。 ゆかなどにモミガラのようなものをしいて、 使ってないコタツが良いと思いますが無ければ湯たんぽをタオルでくるんだもの、 又は湯たんぽの代わりにペットボトルでもよいでしょう。 この様なものでヒナを入れる場所を暖めておきます。 温度が必要なのは春と秋は2週間、冬は3週間くらいです、夏はいりません。 ヒナが着いたら、しばらく休ませて下さい、次に水をあたえます、 水の入れ物はひっくり返らないもの、ヒナが入ってしまい、おぼれて死なないもの、 出来ればヒナ用の水飲がほしいですね。 水の飲み方が分からないヒナもおりますので、口ばしを水につっこんでやり、 おぼえさせて下さい、 全部のヒナが飲み終ったらエサを与えて下さい、 幼すう用のエサをふちの浅いお菓子のフタなどに入れ与えて下さい。 ★Q2:1週間にもならないヒナですが尻にフンがこびりついています、 何でしょうか? ★A2:下痢(げり)をしたものが、かたまったのです、 夜など暖かいところから離(はな)れたところで寝てしまい、 ひえて、げりをしたのです、 その後で暖かいところへ行き、こびりついていたげり便がかたまったのです。 特に夜、暖かいところから離れて寝ているヒナがいないか見て下さい、 いたら暖かいところへもどして下さい、 ほとんどのヒナが夜、外に出ているようでしたら中の温度が高すぎるのです、 温度の調節(ちょうせつ)をして下さい、 こびりついているフンはそっとはがして下さい。
湿度(しつど)不足の時はヒナの足を見ればわかります。 足がしなびたようになります。 こうならないようにするには暖かくするところ(例えばコタツ)の中に ジュ−スの空きカンのフタを取り、水を入れて2〜3個ぶら下げて下さい。 」
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