| |
養鶏試験場ニュース(2001.1)烏骨鶏の飼い方より 初生雛から1週は32℃、第2週29℃、第3週26℃、第4週24℃、と箱または屋内で保温し、その後は保温をやめて育成します。雛がまばらに寝るときは適温です。また湿度は5日齢ごろまで給湿(70%位)が必要です。 ・初生雛 30日齢まで5g〜20g/1日給餌します。飲水は常時補給し、1日1回水を取り替えることが必要です。 ・中雛 運動させ、外気にも慣れさせて、丈夫な体を作るよう心がけて下さい。飼料は30〜70日齢に20〜35g/1日与えます ・大雛 飼料70日〜140日齢に35〜55g/1日与えます。 アンモニア濃度と病原微生物 鶏をアンモニア濃度20ppmまたは50ppmの環境下に2日ないし3日間置くと、ニューカッスル病ウイルスに対する感受性が対照群に比べて2培以上高まるという研究報告があります。 また、不顕性感染(感染しているが症状は出ていない)の形で高率に浸潤しているマイコプラズマ症という慢性呼吸器病があり、アンモニアは、低濃度でも抵抗性を低下させ、細菌やウイルスに非常に感染しやすくし、病状を悪化させたり被害を大きくします。 |