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ビートさま、はじめまして。 このたびはお気の毒様でした。 まだまだ暑い時期が続きそうです。どうかお気をつけ下さい。
私は建築士で、鶏小屋は手作りしまして、午前中庭を散歩した 鶏たちは、木陰でも暑い時間帯になると鶏小屋に戻って行き、夕方少し涼しくなってからまた庭で遊んでいます。 昼間に鶏小屋をのぞきに行くと、涼しい感じがします。
ポイントは2つで、 ◎一つは小屋の壁に直射日光が当たらないようにすることです。 ◎もう1つは、温まった空気が出て行く通り道を鶏小屋の天井につけることです。
1つ目の壁の直射日光除けは、よしずでも良いのですが、生きた植物の方が有効で、庭木類を植えるか、ゴーヤーやヘチマのグリーンカーテンが理想的だと思います。
私の場合は、東が3m近い崖、西は自宅で、南側に落葉樹を植えています。
2つ目の温まった空気の通り道は、小屋の天井に天窓をつけて、侵入防止の金網を取り付け、天井の上に空気が通る空間を作ってから、その上に雨水防止の屋根を張っています。 温まった空気は軽くなって上に上がっていきますので、天窓から自然に出て行き、小さなものでも効果抜群だと思います。
私の場合は、天井を熱伝導が小さい木材で作り、屋根全体の1/5くらいの天窓を隅っこに作って、その上に木材で屋根下地を組み、波板で屋根を取り付けています。
夏場の自動車内を想像してくださると、わかりやすいと思います。 駐車場に置かれた車内で短時間のうちに、よく子どもが熱中症で亡くなる事故が起きています。 実験では幼児は車内では十数分で熱中症になってしまうそうで車内に残すことは論外ですが、車が日に焼けないように、完全な日陰に駐車して窓を開けておくことと、同じような感じです。 小屋内は全体が同じ環境にならないよう、鶏が移動して暑さ寒さ等を調整できるようにします。
私は鶏については素人で、卵用の烏骨鶏を飼っているだけですが、今のところ全員元気に年齢を重ねています。 |