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湿度は大切ですね。ヒナがはしうちをして穴を空けた後 湿度が低いとあの狭い殻の中で羽毛がふくらんでパンパンになります。 出て来られるまで、高湿度に保ってないと殻の中で身動きできず、力尽きます。 私の場合鳴き声がして穴が一カ所あいて、一晩経っても変化がなかったので、丁寧にピンセット等使って、輪切り状態に卵を割りました。 その子は今4歳です。 今考えるとお湯の霧吹きという裏技もありだったかなと思います。 人間が手伝って割ってあげるのを良くないとする人もいます。 自力で殻を割って出てこられないのならしょせん弱いのだと。それに割って出してあげるタイミングも人間には分かりません。割って外界に出る瞬間は、ヒナが初めて味わうストレス。早すぎても遅すぎてもいけません。この時に死なせてしまう確率は大変高いです。 私のように湿度に自信がなく、カラにヒビが入ってから時間が経ちすぎている場合の、最後の手段でしょう。
それから人がのぞき込んだりして孵卵器をあけると、外界の冷気が入り込み、当然1時的にせよ器内温が下がります。良くありません。せっかく保った高湿度も台無しです。
適切なサーモスタット装置を利用し、適温の維持。 孵卵器外からでも孵卵器内の室温湿度がわかるようにする。 器内の温度は均一であった方がよい。ファンで空気を循環させる等、工夫できると良い。もし、それができないのなら、温度計を2本以上用意して、熱源に近い方の卵と遠い方の卵の温度が分かるようにする。両者は適温の範囲内になるように。卵の置き場所などを調節する。 お湯の入った受け皿を置く。 (どうせ そのうち冷めるけど。孵ったヒナの体がつかることのないよう、アミで覆う。) 適度に、お湯を器内に霧吹きする。 もちろん受精卵は生き物だから、孵卵器の密封状態はダメ。空気穴は必要。 転卵ですが、例え8時間毎の転卵だったとしても、そうメチャメチャ孵化率は下がらないと聞いたことがあります。
鳴き声が聞こえてはしうちして自力で殻を割って出てくるまで、じっと我慢で待つ。孵卵器をあけない。(中が見えるように窓があると良いですね。)
手作りの孵卵器で孵化を試みるのなら、どうしても孵卵器を開閉せずにいられないなら、真夏が一番良いです。冬場よりも高室温高湿度を維持しやすいです。 私は夏の最中 カラに穴が開いてから、 冬のアイテム電気ストーブを孵卵器のおいてある部屋に出してきて、汗びっしょりで待機しました(笑)。加湿器が壊れてなかったら加湿器も使うつもりでした。(笑) 前回前々回は全滅、3度目のリベンジでした。4年前のことです。 さ来年の6月頃、また孵化に挑戦する予定です。 |