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米国でアローカーナを飼っています。鶏肉卵癒しさんのおっしゃるように、うちのも、アメローカーナといわれる育成品種に属します。アメリカで品種改良されたからでしょう(日本で育種されたものなら、ジャポーカーナとでもなるんでしょうか)。品種改良の目的は青系卵を沢山産む事だったのでしょう。確かに、割合良く卵を産みます。意識して育種していないので、完全しっぽ無しもほっぺの毛も、あんまり出てきません。でてきても、せいぜい短いしっぽとか、ふっくらほっぺ程度です。こういう形質は致死遺伝子(劣勢ホモで持つ場合)で、本物のアローカーナを飼っている人は、育種の効率は低いでしょうし、卵も期待するなといわれます。アメローカーナは、ほとんどが性格的に慣れ難く、他の品種と比べると素っ気なく感じます。卵の色は、いわゆるグレー系は青、緑、オリーブですが、茶色系はブラウンです。身体の割には大型の卵で、産み出すと、週に3−4個産みます。 肝心のヒナの色と性別について。私の持っている系統の話ですが、茶色系はよりヒナの色が濃く、グレー系は薄めです。成鳥は雄の方が色が濃いが、ヒナの時は逆に薄めの茶色の事があります。が、メスでも薄色のヒナはでてきますので、あまり関係ないと考えています。ガラが同じものはお母さんが同じです。でも、アローカーナのオスのヒナは、鶏冠が成長し始めるとすぐに、鶏冠とその周囲の赤が濃くなりますので、早い時期に雌雄を見分ける事ができます。だいたい、1ヶ月過ぎくらいでしょうか。いまいまさんのアローカーナもこんな風に見分けられるといいですね。 |