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エガッチ様
こんにちは。
黒烏骨鶏だけは過去から、飼ってはやめ、飼ってはやめでした。
やめた途端、昔品評会で知り合った知人の方達から、『黒いないの?』と聞かれることが度々あって、やっぱり、また飼おうかなという気になってしましました(^^;
以前、黒烏骨鶏同士のペアで雛を随分取ってはみましたが、孵化した雛は、黒だけでなく、使った種鶏の個体によっては、白が出たり、パートリッチの様な雛や、こちらでいうタヌキと呼ばれるのようなものも出たりとまちまちで、当時は、海外では認められた色であっても、私や周囲の方々もシルキーの多彩なカラーについての知識も無く、国内の審査標準を頼りに雑色として扱かって来ていました。
また、すべて黒で孵化しても数か月成長して若鶏になる頃には、雄は頸毛に差しがかなり出てしまったり、黒で成長しても毛質の黒が薄かったり、冠の形状、冠や顔(肉質の色)等、良い黒を残すのが難しかったです。
こちらの地元では、見栄えの良い黒の作出に、白烏骨鶏やシルキー系を掛ける方はいますし、お邪魔した先でも何度も目にしています。 ですので、その個体は黒烏骨鶏であっても、その先祖までは、現飼育者や、入手した先の飼育者も分からないこともあるので見切るのはなかなか難しいです。
今回も、黒烏骨鶏の飼育再開に、種になる黒烏骨鶏を色々と入手しましたが、中には脚毛に白や茶の混じった個体や、冠や顔が赤く(肉質に問題あり)もいました。
種親の中には、平羽が多かったり、差し毛の出るものもいますので、暫くは気長に詰めて、黒を固定して行こうかと思っています。
昔からの烏骨鶏であっても、シルキーであっても、特徴であり価値を決める肉質の黒さや、毛質には気を付けて異血の入手や繁殖、飼育を続けて行こうと思っています。
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